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Works(個人住宅/Privatehouse)
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軽井沢の家
所在地:長野 軽井沢
用 途:専用住宅
構 造:1階RC造 2階 木造
床面積:218.67㎡
竣 工:2012年
Photo : IKUNORI YAMAMOTO
中山道の碓氷峠にほど近い、軽井沢の平坦地に建つ週末住宅である。
敷地には赤松、紅葉の大木が数多く残っていた。それらの樹木を切らないように、扇形平面の中心角を決定した。
敷地周辺は矢ヶ崎川の湿原であり、碓氷峠からは真夏でも霧が流れてくるため、湿気を絶つために1階のレベルを上げて、1階の構造はRC造としている。
1階のコンクリート型枠は2階外壁の米杉タテ羽目板と同幅のタテ縁甲板型枠を使用して、さらに軒天井も米杉タテ羽目板として、屋根から地面までをひとつの流れで繋いでいる。
道路面からは二つのボリュームがずれて貫入する形態を見せているが、庭からの形態は手首をあわせて両手平を開いたような鏡像関係に近い。
玄関のアプローチではピロティを通じて、デッキ、築山、庭、周辺の自然へとスケールをあげながら、人と自然の段階的な関係を結んでいる。
内部空間では暖炉を中心に配した吹き抜けの廻りにキッチン、浴室、寝室、和室が上下階に配置され、吹き抜けを拠り所に人と人の居場所の関係が築かれる。
中心となる吹き抜けでは暖炉の火と外部の自然が重なり視界に入ることで原始的な感覚を呼び起こし、居心地の良さを感じさせる。
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